車内には「足置き」を!子供の足元を守って快適ドライブ!

フットレスと

小さな子供がいるご家庭では、車で移動する機会が多くなりがちです。

プライベートな空間を確保出来るので、泣いても汚しても気兼ねなく過ごす事が出来るので助かりますよね。

しかし、そんな楽しいドライブも長時間となるととても疲れてしまいます。

運転手はもちろんですが、同乗している方にとっても辛いものでしょう。
それは、大人も子供も同じです。

ずっと曲げたままの足。
ずっとぶらぶらさせている足。
足に負担がかかる事で、体にも悪影響を与えているのです。

成長期である大切な子供たちのためにも、車内では「足置き」を活用しましょう。

 

 車内で使用する「足置き」とは

車内の足置きとは、座席の足元で使用するアイテムの事です。
言葉の通り、足を置いて使います。

足がつくように足元に置いて使ったり、座席と同じ高さに合わせた物を置いて足を伸ばして使ったりします。

助手席や後部座席で、靴を脱いで使う物が多いです。
「足枕」「フットレスト」「オットマン」とも呼ばれています。

空気を入れて膨らませて使う物が主流で、使用しない時はコンパクトに収納する事が出来て、持ち運びに便利です。

起毛加工されていて、ふんわりした肌触りの物がよく使用されています。
汚れ防止のカバーがついている物もあります。

車内に限らず、リビングやアウトドアで使う事も出来、とても重宝するアイテムだと言えるでしょう。

 

◯ 子供が感じる足元の苦痛

大人と同じように、子供にとっても車での長時間移動は苦痛を伴います。

マイカーでの旅行だけではなく、夜行バスでの長距離移動や長く続く渋滞等、同じ体勢で座りっぱなしの状況は様々でしょう。

子供は大人とは違って、チャイルドシートやジュニアシートに体を固定されて座っています。

自由に体を動かしたり体勢を変えたりする事がしづらく、血流も悪くなってしまいがちです。

チャイルドシートに座っている子供が、足をバタバタさせてぐずる様子を目にした事はありませをか?

そんな時は、足の疲れや痛みを感じているのかも知れません。

可能であれば、車から降りて休憩をとるのが望ましいのですが、渋滞中や休憩出来る場所がすぐに見つからない場合には更に苦痛が増してしまいます。

チャイルドシートやジュニアシートに座っている子供は、床に足がつかずにぶらぶらしている状態です。

そこへ重力が働いて引っ張られるので、さらにつらさは増していきます。

また、ジュニアシートは重心位置が高くなるので、バランスがとりづらく体が揺れやすい事から、酔いやすくなる場合もあると言います。

自由に動けない状況でずっと同じ体勢、さらに足元が不安定という時間が長ければ長いほど、子供にとっての苦痛は強まる事でしょう。

 

 車内で使用する「足置き」の効果

長時間同じ体勢で過ごす車内で「足置き」を使用する事により、足元をリラックスした状態にする。

それが一番の効果だと言えるでしょう。

体勢を少しでも楽に保つ事で、長時間過ごす車内でも快適に過ごす事が出来ます。

更には、専用シートに座っている子供たちの不安定な足元を安定させる事で体も安定し、酔いにくくなる効果もあると言えるでしょう。

血液の循環を悪くするのを防ぐ、という点も大きな効果であると言えます。

エコノミークラス症候群」という言葉をよく耳にしますが、これは長時間同じ姿勢で座ったままでいると起こり得る症状です。

ですので、飛行機に限らず車でも起こり得るものなのです。

長時間座っていると、脚の静脈の血液が流れにくくなり、ひざの裏あたりの静脈に血の塊が出来る事があります。

その後立ち上がり動き始めると、出来た血の塊が血流に乗り流れていき、肺まで流れると血管がつまり、肺の痛みや息苦しさを感じてしまいます。

最悪の場合、死に至ってしまう事もあるという大変危険な状態なのです。

子供でも、チャイルドシートやジュニアシートでこのような症状を引き起こしてしまう事は十分にあり得ます。

長時間の足の運動不足による事がきっかけで起こりやすい「エコノミークラス症候群」を予防するためにも、足を伸ばしリラックス出来る「足置き」を活用しましょう。

 

 選ぶ際の注意点

車内で使える「足置き」は、コンパクトに収納出来て持ち運ぶのに便利なタイプを選ぶようにしましょう。

そして、使いたい場所に応じてしっかりサイズを確認しておかないと、いざ使う際に合わないという事になってしまいます。
事前に必ず確認しておきましょう。

何段階かに高さを調節出来るタイプの物もあるので、使い分けたい場合には適していると言えるでしょう。

 

足元リラックス。健康的ドライブを!

赤ちゃんや小さな子供は、自分の気持ちを言葉でうまく伝える事がまだ出来ません。

だからこそ近くにいる大人は、特に注意深く対応する必要があります。

長時間同じ姿勢で座り続ける事でかかる体への負担を、少しでも取り除いてあげましょう。

やはり、サービスエリア等をうまく利用し、車から降りて体を動かし休憩をとるようにする事が一番大切です。

あくまでも「足置き」は一時的な対策として使用しましょう。

そして、大人も子供も健康的に快適にドライブを楽しみましょう。