「田舎くさい人」とは言われたくない! 偏見?必然? なぜ、田舎くさく見えるのか!

「田舎くさい人」とは言われたくない!偏見?必然? なぜ、田舎くさく見えるのか!

あなたの周りに「田舎くさい人」はいますか?

なぜ、「田舎くさい」と思うのでしょうか?

決して好意的な意味合いでは使わない言葉なので、あまり言われたくはありませんよね。

どうして田舎くさく見えてしまうのでしょうか?

「田舎くさい」と言われる人とはどんな人なのか、考えたいと思います。

見た目の印象

・ 髪型やメイクがどことなく古くさいというか、洗練されていない

・ 服装が普通で無難で地味

・ シャツをハイウエストでインしている男の人

・ 金髪にしたりと、派手にしている人の方が意外と都会っぽくないのでは?

・ 一目でブランドとわかるバッグを、ドヤ顔で持つ人

なんとなく、見た感じ「田舎っぽいな」と感じてしまう人っているものです。

もしかしたら都会育ちの人かも知れませんが。

洗練されたファッションじゃない人や、昔からあるような平凡な髪型をしている人は、野暮ったく見えてしまうのでしょう。

しかし、不思議なもので、今をときめくイケメン若手俳優が、普通の髪型に普通の服装をしていたら、きっと「かわいい」「素敵」となりますよね。

この矛盾は何なのでしょうか?

やはり、ファッションではなくその人自体が醸し出す雰囲気が影響するのでしょうか?

清潔感や爽やかさが関係するのでしょうか?

人はやっぱり見た目の印象が大切だと言いつつも、その人自体のパーソナリティが与える影響は大きいのかも知れません。

 「田舎くさい」と感じる場面

芸能人を見てはしゃぐ

・ テレビクルーを見かけたら、いつまでもずーっと見ている、もしくはついて歩く

・ 芸能人を見て大喜びしてはしゃぐ

街で有名人を見かけるのは、誰だって嬉しいし、はしゃいで当然と思うのですが、ダメなのでしょうか?

実際、東京の人は有名人を見かけてもはしゃぎません。

若い人たちは例外かも知れませんが、少なくとも大人はわりと静かにしています。

「東京の人は、芸能人を見慣れているからなんとも思わない」

と言いますが、それはちょっと違います。

有名人に会えれば誰だって嬉しいに決まっています。

都会の人は、自分の生活も他人の生活も大切にするので、あまり騒がないようにわきまえているのでしょう。

人目もあるので、常識的に振る舞っているのだと思います。

有名人を前にして騒いだり、許可もなく至近距離でカメラで撮影したりするのも、やはり地方の人に多いです。

おしゃれに気を使わない

・ 制服のスカートの下にジャージをはいている

・ 中学の体操服を部屋着にしている

・ 体操服で登校

・ 体操服に白いお揃いのヘルメットで自転車通学

田舎くさいのキーワードとして「体操服」が出てきます。

田舎の人は、年齢に関係なくよくジャージを着ている印象があります。

学生はジャージで通学しています。

楽さや動きやすさ、学生らしさ等を重んじているのでしょう。

しかし、お洒落に気をつかわず、いつも同じ格好をしている印象がついてしまいます。

挙動が不審

・ いつもキョロキョロしていて、視線が定まらない

目的地を探していたり、まわりを観察していたりするので仕方ありません。

どうしても、このような人がいたら「地方出身者かな?」と思ってしまいますね。

地方から東京に出てきた人も、「都心はややこしくてわかりづらい」「人がどんどん早く歩いていて怖い」ようです。

歩き慣れていない

・ 歩くのが遅い人を見たとき

・ 大きい車から、親子3世代ぐらいがぞろぞろと降りてくるのを見たとき

田舎はほとんど車生活です。

どこに行くにも車がないと不便なのです。

生まれた時から、車移動が当たり前の生活をしているので歩くのが苦手な人が多いです。

逆に、都会は車など使わなくても便利に過ごせます。

ですから、都会の人は歩き慣れているので少々歩いても疲れません。

このような所から、歩くのが遅い人を見ると「田舎の人かな」と思われるようです。

ブランド志向

・ 流行り物を、とりあえず身に付けている

・ タワーマンションにこだわる

地方の人はブランド志向で、順位にこだわりを持ち、地位やレッテルに敏感な傾向があります。

そして、見栄っ張りな所もあるということから、住居や持ち物にも強くこだわりを持つのでしょう。

地方の人たちは、人との繋がりが濃密です。

隣近所のありとあらゆる事柄までよく把握しているものです。

そのために、人と比べたり、優位に立ちたいという思考になっていくのでしょう。

人を出身地で差別するものではありません。

実際はどうかわからないのに、偏見で「田舎くさい」などと言うのは良くないことです。

しかし、見方を変えると人の言動やファッションで「田舎くさい」と判断する人は、それだけ地方の地域性や田舎の人たちのことをよく知っているんだなと、感心してしまいますね。

もう「田舎くさい」とは言わせない!

実際に地方出身の人も、実は都会育ちの人も、もう「田舎くさい」とは言われたくないですよね。

そのためには、自分というものをしっかり持ち、堂々としている事です。

人と比べたり、人を批判したりしないで、自分を大切にして自信を持って生きている人は輝いて見えます。

そして、「田舎くさい」ではなく、「田舎出身の素敵な人」と言われましょう。