旦那のごはんの不満あれこれ 「適当でいいよ」という旦那に本当に適当に出したら怒られた!

旦那に不満
主婦にとって、旦那さんのごはん作りは悩みの種ですよね。
子どもの世話から寝かしつけまで、ほとんど座る暇自分一人なら、とりあえずのもので何とかなりますが、旦那となるとそうはいきません。
例えば、家族で一日出掛けて、クタクタになっている時。
「夕飯、どうする?」とあなたが尋ねたとします。
旦那さんは大抵、こう答えるのではありませんか?
「適当でいいよ」
「簡単なものでいいよ」

もはや、定番とも言えるこのやり取り。

しかし、これを言葉通りに受け取ってはいけません。

なぜなら、ほとんどの場合、それは「適当」でA さんにとっては「簡単」でも ないからです。

 

旦那のご飯での不満が爆発!Fさんの事例

Fさん(30代)は、旦那さんから 「簡単にパスタでいいよ」と言われたそうです。

パスタを茹でて、ソースを作って…。

鍋やフライパン、包丁やまな板も洗う手間を考えたら、決して楽でも簡単でもありません。

が、Fさんはそれでも作って旦那さんに出したそうです。

しかし、旦那さんからは 「えっ、本当にこれだけ?手抜きじゃん!」
と言われたそうです。

しかも、上げ膳据え膳で食後はソファーで横になったきり、洗い物も手伝ってくれません。

結局、疲れているのは同じなのにFさん一人で

食後の片付けや洗濯物も、子どもの世話から寝かしつけまで、ほとんど座る暇もなく動き回 り、疲れが倍増してしまいました。

Fさんは、パートで働いていますが、日頃から旦那さんに夕飯のリクエストを尋ねると

「何でもいい」

「簡単でいいよ」

「適当で」
と言われるそうです。

でも、実際簡単なものを出すと、不満そうな旦那さんにイライラしてしまいます。

それでもF さんが言い返さないのは、旦那さんが短気で、一度不機嫌になると家の雰囲気が とても悪くなってしまうからです。

結局、いつもFさん一人が気を遣ってばかりだと、うん ざりしているそうです。

 

旦那のごはんに不満をもつ主婦Aさんのなやみ

同じく30代主婦のA さんは、もっと深刻でした。

こちらもよく聞くケースですが、妻寝込んでしまった時のことです。
ある日のこと、A さんはインフルエンザにかかってしまい、起き上がることもできません。

熱で動くこともできないAさんに旦那さんは、

「ねえ、腹ペコなんだけど。適当でいいから何かない?」

妻が朝から具合が悪かったのは知っているのだから、仕事帰りに何か買うとか、ラーメンく らい自分でどうにかすればよいのに。

と情けなくなったそうです。

実はコミニケーション不足だった?旦那に対するイライラの原因

その時は腹が立ったものの、気力がなく、何か買って来て、とお願いしたAさん。

夫のことだから、自分の分しか買って来ないかも知れないと、A さんの分も念押ししたそう です。

ところが、これが意外な結果になったのです。

旦那さんは、以外にも機嫌よく買い物に出かけ、水やアイスクリームまで買って来てくれたそうです。

A さんはちょっと旦那さんを見直すと同時に、具体的に伝えていなかった自分に も原因があるかも、と反省したのでした。

このように、実は旦那さん側には全く悪気がない、というケースがあるのです。

「悪気がないと言われても、とにかく適当とか簡単にとか、言われたくない」

「なんだか、主婦の仕事をバカにされてるような気がする」

なるほど、それもごもっともです。

ではどう対処すればいいのでしょう?

解決策は旦那とのコミニケーションにあり。不満は伝えよう。

勿論、あくまでもケースバイケースではありますが、前出のFさんのケースを紹介します。

Fさんは、何とかして上手く自分のモヤモヤを伝えるチャンスを探していました。

そしてついに前回と同じような状況になった時、旦那さんからはまた、パスタのリクエスト がありました。 「パスタはあるけど、それだけじゃ足りないんだよね?何を食べたいの?」

すると、旦那さんは

「やっぱりちょっとビール飲みたいんだよ。だからつまみも欲しい」

「えっ、そうなの?」

Fさんはびっくりしました。

まさか、おかずじゃなくてビールとつまみとは。

旦那さんは、日頃からおつまみは乾きものや冷凍枝豆と決まっているのですが、普段は毎日 ではなく、たまに旦那さんが自分のタイミングで用意していたのでFさんはそこまで気づか なかったのでした。

旦那さんは、単に疲れた時にはFさんにはビールまで出して欲しいと思っていたのでした。

でも、疲れていたのはFさんも同じですし、一言そう言ってくれたら、と思ったのですが、 更にこう聞いてみました。
「いつもパスタっていうけど、そんなにパスタ好きだった?」

「いや、麺類ならお前が楽に作れるかと思っただけ。別にラーメンでもいい。」

Fさんは、またまたびっくりでした。

確かに、身勝手な言い分ではあるし、勘違いもあるけどお互い言葉が足りなかったことは間 違いなかったと気づいたのです。

そこで、Fさんは疲れた時は、自分も作るのが辛いこと、たまには外食やお惣菜の夕飯も 許して欲しいと話してみたのです。

旦那さんも、Fさんが負担に感じていることに気づかなかった、と謝ってくれたそうです。

しかし、このように誰もが上手くいくわけではありません。
そんな時は、自分の一人ランチを内緒で豪華にするとか、ママ友と出かけてもいいでしょ
う。
それから、
「適当」
「なんでもいい」
は、
あなたが手際よく家事をこなしているから、その言葉だけで通じていると思われているかもしれません。
とはいえ、主婦は魔法使いではありませんから、モヤモヤするなら自分から伝えてみるのもいいですし、
上手く気分転換を図るのもあり、ではないでしょうか。