東京が田舎?! 都会だと思っていたら意外と田舎かもしれない!

東京が田舎?! 都会だと思っていたら意外と田舎かもしれない!

改めて「東京」とは、どんな所だと考えますか?

やはり、大きな共通のイメージは、日本の中心であり最先端の場所でしょう。

日本の首都、東京」は、その名のとおり日本の中心です。

もっとも繁栄している場所でも、そして国民の憧れ「花の都 大東京」でもあります。

一方で、都会だと思っていたけれど、意外と田舎だという現実を知った人も多くいます。

「大都会 東京」といえども、東京ならばどこでも都会というわけではありません。

東京は地図の上では、決して広いとは言えません。

しかし、さまざまな表情を持つ東京という所は、やはり広いと言えるでしょう。

 田舎からみた東京のイメージ

日本に住んでいるのならば、東京へ行ってみたいと漠然と考えます。

地方に住んでいる人は、東京に対してどのようなイメージを抱いているのでしょう。

高層ビルがたくさんある

都会の象徴と言えば、まず思い浮かぶ高層ビル群です。

確かに東京には多くのビルが立ち並んでいます。

150m以上の建物が100棟以上あると言われています。

都会のイメージそのままです。

 東京の人は冷たい

都会の人は冷たいというイメージは昔からよく言われています。

もちろんどこにでも冷たい人はいます。

しかし、「東京の人は冷たい」というイメージがずっと定着しているだけに、まるきり外れではないのでしょう。

あまり周りを気にしないというか、人の事に対して深入りしないところが、そのように言われる理由でしょうか。

芸能人にたくさん会える

芸能人は都内で生活していることが多いです。

ロケなどの撮影が行われるのも、東京がほとんどです。

東京を歩けば芸能人に会える、と思っている人は多いでしょう。

しかし実際にはそんな事はなく、普通に生活をしていたら意外と会えないものです。

高級なレストランやブランドショップなどを利用する、高級住宅街に住むようなセレブならそんな機会もあるかも知れません。

しかし、そうそう普通に会えるものではありません。

東京の人は芸能人がいてもあまり騒いだりしません。

芸能人に会ったとミーハーに騒ぐと恥ずかしい思いをしてしまいます。

田舎者はバカにされる

地方に住んでいる人は、訛りや田舎出身というプロフィールに対してコンプレックスを持っていることが多いため、このような悲観的なイメージを持つのでしょう。

しかし、不安だったが全然大丈夫だった、という声は多く聞かれます。

出身地で人を判断する方が田舎者だ、とはよく言われることです。。

そもそも、東京は地方出身者だらけです。

東京の中の田舎

東京でも意外と田舎だな、と感じたという実際の声は数多く挙がっています。

少し郊外に行くと、住宅街ばかりでたいして都会な感じはしません。

たとえば渋谷や池袋から、すこしだけ足をのばして歩いてみてください。

意外と、普通の家が立ち並んでいたりします。

高層ビルが立ち並び、多くの人が行き交っているような、いわゆる絵に描いたような「都会」の風景というのが見られるのは、ほんの一部なのかも知れません。

人が集まるような「渋谷」や「新宿」も繁華街からでるとわりと普通

東京はいざ駅から離れた場所を見てみると案外普通なんだなと、感じます。

東京は、どこに行っても人がたくさん生活をしています。

流行りの店が密集し、多くの行列ができ、どこもかしこも華やいで見えます。

そんなイメージを持つ人は多いです。

渋谷新宿の間には御苑や代々木公園のような公園があり、緑が残っています。

また繁華街以外の場所は、住宅地が密集していて、意外に普通の田舎にありそうな光景が広がっています。

また駅から離れた場所に住んでみると、スーパーが離れていたり、意外に不便です。

駅の近くはとても栄えていますが、駅から離れると割と不便だし田舎と変わらないということがわかります。

23区から離れると本当に田舎なんだと驚く

23区から離れると、「これが東京!?すごい田舎だな!」と驚くことがあります。

東京は大都会です。

しかし、それは東京のほんの一部の顔。

実は東京にも「村」があります。

たとえば「あきる野市」は東京ですが、そこはとても東京とは思えないような光景が広がっています。

緑はとても多く、川の水はとても美しいです。

そこはまるで、山梨かどこかの山の中にいるような錯覚を起こします。

多摩地区のように緑が多い「田舎だなあ」と思うような所があるのでびっくりした、という人はたくさんいます。

また、23区の中にも農業が盛んな地域もあります。

練馬区などは「練馬野菜」と呼ばれる野菜が有名です。

西武線で足を伸ばしてみるとわかるのですが、西武線沿線では畑が各所に残っています。

また、下町と言われるような場所は、夜になるとあたりは真っ暗になります。

それほど都心から離れなくても、意外と田舎だと感じる地域も多いです。

さらには、電車に乗って驚く事も多いです。

荒川線にのると、無人駅が各所にあります。

東京の中でも無人駅があったり、電車が15分おきにしか来なかったりする所を見ると、東京にもこんな所があるのかと驚きます。

「東京」だからといって、どこもかしこも高いビルだらけで、お洒落な店が密集していて、人が多くて、行列があちこちにできているわけではないのです。

また、芸能人がウロウロしていて、夜になればネオンがキラキラしていて夜中じゅう眠らない街、というわけでもありません。

「東京」も、一部をのぞけばごく普通な田舎の街です。

「東京」が憧れではなくなってきている?

「東京は、時代の最先端である」
「東京から流行が発信される」

という概念が最近では薄れてきています。

それは、「東京にしかないもの」が減ってきているからだと考えられます。

昔のように、新しいものが日本に入ってくる時は、まずは東京に初上陸する、というわけではなくなっています。

人気の店舗は各地に出店しているし、何でも全国各地で手に入ります。

最先端が東京に集まる、憧れの東京、という感覚があまりなくなってきているのでしょう。

東京で流行っているものがメディアなどで紹介されると、「どこで手に入るんだろう」と検索します。

そして、「近くだとここにある」と足を運びます。

わざわざ東京まで行かなくても、ある程度は手に入れることが可能です。

もはや、「花の都 大東京」ではないのかもしれません。

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