今回は、蚊取り線香の匂いがきらいで「くさい!」と感じる人たちの意見を集めました。
昔の家庭には必ずあったと言っても良いぐらい定番の虫除けアイテム「蚊取り線香」。
緑色の渦巻き型で、火をつけて煙を発生させて使います。
「防虫菊」という名前で知られている、シロバナムシヨケギクという植物が原材料に含まれています。
有効成分のピレトリンや、類似のピレスロイド系成分を練り込んだ、燻煙式渦巻き型殺虫剤です。
諸説ありますが、昔は体臭などを消すために「お香」として使われていたと言われています。
また、死臭を消すための線香としてたいていたとも言われている物です。
「夏の風物詩」と言われて風情を楽しむ人もいる一方で、「くさい!」と嫌う人も多いようです。
そんな、「くさい!」と思う人たちの、意見を紹介していきます。
◯ おばあちゃんの家のにおいが、ずっと染みついている
昔は、当たり前のように使っていた渦巻き型の蚊取り線香。
その流れもあって、年配の人は今でもよく使っている印象があります。
夏休みに、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行くと必ず置いてある、という人も多いでしょう。
現在では、様々なタイプの虫除け商品があるので、昔ながらの煙の出る蚊取り線香に、抵抗がある人も少なくありません。
おじいちゃん、おばあちゃんの家から帰って来ても、いつまでも服やカバンや体に染みついているにおいに不快感を抱く事もあるようです。
◯ 蚊取り線香のにおいでおばあちゃんになった気がする
おばあちゃんを否定しているわけでは決してないのですが、やはり蚊取り線香にはお年寄りのにおいのイメージがあるようです。
前述したように、昔はどこの家庭も使っていた事から、「おばあちゃんのにおい」という印象があり、そのにおいが自分につく事に抵抗があるのでしょう。
若い人のイメージではないにおいなので、10代の若者には嫌悪感があるようです。
◯ 蚊取り線香の煙で髪や服ににおいがつく
オシャレに敏感な女子中高生からは、特に気になるという声が多いです。
「とにかくくさい。お願いだから毎日たかないで」と思っているようです。
髪や衣服ににおいが染みついてしまうと、外出もし辛く、身だしなみにも時間がかかってしまいます。
就寝前にせっかくシャンプーしたのに、夜に使用している蚊取り線香のにおいがすぐに髪についてしまうのは耐えられないのです。
蚊取り線香をたく理由も様々あるでしょうが、電子タイプの物に変えるなどという配慮も必要かも知れません。
◯ 蚊取り線香をベランダでたくと、匂いが近所迷惑だからやめてほしい!
バルコニーやベランダでたくのはやめてほしい。
窓から煙が入って来て、家中くさくなる。
という意見は多く聞かれます。
また、庭でバーベキューをしながらたかれると、ダブルで煙のにおいが入って来て、大変迷惑している、という意見もあります。
虫は外から入って来るので、家の外で蚊取り線香を使用する場合も多く見られます。
そうすると、近隣の住民にとってはに煙が入るので窓も開けられない、というわけです、
〜におい以外では、このような意見も聞かれます〜
◯ 夜中に外で使わないでほしい!
窓を閉めてクーラーをつけて寝ているにもかかわらず、ベランダで蚊取り線香をたいている。
人の出入りのない夜中のベランダで使う意味がわからない、という意見です。
こちらは窓を開けて寝ているので、煙が入って来て気になる。
さらには、火事が怖いので、家の中で使ってほしいとの事。
確かにそうですよね。
特に、火事が心配だという意見はその通りです。
直ちに安全な対策をとっていただきたいと思います。
◯ 蚊取り線香で頭や喉が痛くなる
蚊取り線香の煙やにおいが原因で、人によっては体調が悪くなる事もあります。
使う際には、周りにいる人にも配慮しなければなりませんね。
〜においが好きだという人も!〜
この昔ながらの蚊取り線香のにおいがたまらなかなか好き、という人も意外と多いものなのです、
理由としては、
「夏が来たって感じる」
「このにおいを、夏の風物詩として楽しんでいる」
「子供の頃を思い出す、懐かしいにおい」
というもので、季節を感じたり、ノスタルジーを楽しんだりするようですね。
◯蚊取り線香を使うときは 火災予防をしましょう!
この、渦巻き型の蚊取り線香を好んで使う人の中にも、屋内で使うのには抵抗がある、という人もたくさんいます。
ですから、バーベキューをする時やベランダで洗濯物を干す時、玄関先などで主に使用している方が多くいるのです。
そのため、「窓を開けれない」「煙やにおいが気になる」という意見はさらに増えるものと言えるでしょう。
近年では、電気式の蚊取り線香やスプレータイプや吊り下げ式の防虫剤なども販売されています。
においや煙が嫌だという理由だけではなく、火災予防のために、これらの防虫剤を使用する人もいます。
人の目の届かない環境では、特にこのような火を使わない防虫対策をする事をおすすめします。
◯ まとめ
蚊取り線香がくさいと感じる人の多くは、においが身の回りに長時間に渡り染みつく事に対する抵抗感が大きい、ということが言えます。
使用する際には、周囲の迷惑にならないように配慮が必要でしょう。
防虫剤を選ぶ時は、用途や使用場所に応じて、煙の出ない物や良い香りのする物を選ぶ事も大切だと言えるでしょう。