気分を上げる!色の効果と心理学

【色】は人の心理に働きかける、様々なパワーを持っています。

例えば、イライラしている時に眺めると心の落ち着くカラーや、逆にどんよりと落ち込んでいる時に目にすると、気分を上げパワーが溢れてくるカラーまであるのです。

今回は、そんな色の持つパワーを心理学を交えながらご紹介していきたいと思います。

〈h2〉●エネルギーチャージしたい時【赤】〈/h2〉

赤、は炎や太陽のような熱さや活力、エネルギー、パワーなど、とてもポジティブなイメージを連想させる色です。

視覚の中でも強く反応する赤は、パッと見て注意を引くカラーになっています。

(赤色の心理的な効果)

アドレナリンを分泌させ、前向きでポジティブな気持ちになれる赤色。

やる気を出したい、これから何かに挑戦したいと思う時は、赤色が大変効果的です。

スポーツなどでは気分を高揚させる効果もある為、試合に勝つ!などの闘争心を高めたい時にも有効です。

〈h2〉●希望や明るい気分になりたいとき【黄色】〈/h2〉

昔から太陽に近い色とされ、明るい太陽のように人々にパワーや喜びを与える色とされています。

また、とても目立つ色である黄色は、注意、立ち入り禁止など、注意喚起を促す時にもよく使用されます。

(黄色の心理的な効果)

みなぎる元気や明るさを与え、気持ちを晴れやかに前向きにしてくれます。

光を表す色でもある為、注目されたり一目置かれたい、そんな時にも好む傾向があります。

〈h2〉●気持ちを鎮め、爽やかさを感じる【青 】〈/h2〉

青をイメージさせるのは壮大な海や、爽やかな青空を連想 します。

世界的に見ても、1番多くの人から好かれるカラーであり、嫌いな人が少ないという特徴があります。

(青の心理的効果)

興奮を落ち着かせ、冷静な気持ちにしてくれます。また、集中力を高め落ち着いて物事を判断できるようになります。

自宅の場合は、寝室などに使用すると落ち着いて睡眠をとれることがわかっています。

職場など、冷静沈着な判断を求められる場所にも、青は向いているカラーと言えます。

〈h2〉●心を落ち着かせ、バランスを取りたい時【緑】〈/h2〉

安心、平和、心の安定などを表す色です。

また、黄色と青色を混ぜた色でもあるため、そのどちらかの効果も持っています。

(緑の心理的効果)

緊張を緩和してリラックスさせたり、心身をほぐし疲れたからだを癒してくれる効果があります。

そのため、リビングのカーテンやラグについて使用すると、リラックスできる落ち着いた空間になります。

他にも天然や自然を連想させるカラーであるので、植物の生命力やエネルギーを感じることが出来るので、疲れた時に緑の多い場所に行くことで、回復したように感じることも多いです。

〈h2〉●みなぎる愛情に包まれたい時【ピンク】〈/h2〉

柔らかい、優しい、華やか、というイメージを持つピンク。

女性的な色として使われることも多く、中でも特に若い女性に好まれます。

実際に幸福感や幸せに満ち足りた、母性、愛情などを感じさせます。

(ピンクの心理的な効果)

心や体を癒し、安らぎや幸福感を与えます。

また愛情や若さ、少女性、ピュア、優しさを感じる色である為、女性が身につけることによって、女性らしさが増す色でもあります。

実生活では、デートのような異性から可愛らしく思われたい時におススメのカラーです。

〈h2〉ポジティブ、元気になれる【橙・オレンジ】〈/h2〉

赤色と黄色の中間色であるオレンジ。

興奮や情熱、明るさ、元気などのどちらの要素も兼ね備えたカラーです。

ポジティブな印象を与える為、青色に続き万人に受ける色になっています。

(オレンジの心理的な効果)

パワフル、陽気なエネルギーを与えまるでお祭りのような賑やかさを与える。

食欲を増進させる効果もあるため、食卓のヘッドライトなどはオレンジ系の暖灯が良いとされます。

積極的、友好的なイメージもあるため、新しい輪に加わる時はオレンジ系のメイクをすると誰からも好かれやすい雰囲気に近づきます。

〈h2〉二面性を持つ、ちょっと不思議な色【紫】〈/h2〉

うご赤色の動と青色の静、反対色の中間にある紫。

どちらの色も連想させる色の為、『下品・知的』『神秘的・不安な』など対極的なイメージを持っています。

(紫の心理的な効果)

勘を鋭くし、発想力や想像力を高める。

クリエイティブな職場では効果的なカラー。

その他にも性的、妖艶、夜の仕事などをイメージさせる効果もあるため、ホストクラブやキャバクラのような夜のお店で使われることも。

〈h2〉強さや威厳、重厚感を感じる【黒】〈/h2〉

無彩色の黒は、ほかの色に与える効果が高く、印象の強さを感じさせる色。

引き締め効果や、硬さ、高級感を与えます。

(黒の心理的な効果)

落ち着いた、どっしりとした、等のイメージと、反対に暗い、恐怖、悲しみ等のイメージも与えます。

その為、喪服や葬式などにも黒が多く使われます。

家具、家電のような物に使われる場合は、高級感や重厚感を連想させる為、高価な品に使われるシーンも多いのが黒です。

〈h2〉清涼感やピュアさ清潔さを感じさせる【白】〈/h2〉

黒同様無彩色の白。

信頼感や潔白感を与える色の為、相手へ与えるイメージが1番良い色とされます。

(白の心理的な効果)

実際の物よりも軽く見せることができる。

清潔な印象を与えることで、汚してはいけないと思わせる。

広さや解放感、清潔感を感じさせる為、病院内の壁紙やコンビニなどのレイアウトに使われることも多い。

【まとめ】

色が持つ様々な効果を知ることで、自分自身の感情や、人に与える印象をコントロールすることが出来ます。

ぜひ、上手に取り入れてみて下さいね。