ラーメン二郎は豚の餌か?豚の餌と揶揄される理由を考察!

ラーメン二郎は豚の餌か?ただし、ラーメン好きはいっておくべき。

ラーメン二郎、二郎系インスパイアラーメンと呼ばれるラーメンの印象はどんなものでしょうか?

太麺、背脂、大量ニンニク、濃味スープ、丼から溢れる大量のもやしにキャベツ。

そこに肉塊がドンっ乗っかり、食の細い人、老人、女性、子供にはとてもじゃないけど、食べきれない。
店内は食べ盛りの若者や、働き盛りのガタイのいい中年男性。
そんな客層が無心でガツガツ食べるラーメン。
一般的なイメージとしてはこんな所でしょうか。

ラーメン二郎特有のマナーやルール!

更に良く見るネットの情報では、二郎特有のお店ルールなるものがあります。

ラーメン二郎通の間では「ギルティ」と呼ばれ、故意でなくとも原則禁止事項であり、それを乱した場合は退場の可能性も?とあります。

ギルティとは

食事中は私語厳禁。
ロット乱し禁止

ロット見出しとは、横一列になった客達が一度に料理を注文し、食べ始めたメンバーが同時に食べ終わらなければいけないというものです。

そうする事で、店側の負担が減るとされています。
完食前提で、食べきれないと思われる場合、マシマシ(ニンニクや背脂を多く注文する事)禁止。
食べ終えた丼は必ずカウンターに乗せる事。
中には、ラーメンを残した客は店主に怒鳴られる、なんて情報まであります。

嘘かマコトか、沢山の注意事項がインターネット上では溢れておりました。
しかし、もちろん店舗等にもより、決して全てが真実ではないと思われます。

ラーメン二郎のラーメンはなぜ〝豚の餌〝と呼ばれるか

ここからは私の考察ですが、まずは見た目のインパクト。

色合いが絶望的に良くない。

画像検索をすると一目瞭然ですが、丼からはみ出たスープは溢れ、とにかく茶色い。

スープも野菜も麺もチャーシューも、全てが茶色い。

まるで、お母さんが、前日の煮物と焼魚の残り物とチャーハンをお弁当箱に詰め込んだような、そんな色あいです。

栄養価の偏りが強い。

濃い味付けのため、大量の塩分と、大量の背脂による脂質。

大量の太麺による炭水化物。
どれも人間が生きていくには、どれも必要不可欠とされるものですが、偏り過ぎて栄養不足感が否めない。
ビタミンやミネラル、食物繊維なんて言葉は、二郎のラーメンにあまり似合わないですものね。

と、まぁなんだか悪い所を羅列してしまいましたが…
それはそれはさぞ、不人気なのかと言われると、そんな事は全くありません。
実際、検索するとお店は各地域にたくさん乱立し、地方ではインスパイア店も良く見かけます。

ラーメン二郎がなぜ人を惹きつけるのか

一体何がそんなに人々を惹きつけるのか…
早速調べて、ラーメン次郎につい、足を運んでしまう方々の理由をまとめてみました。

まず多かったのが中毒性の高さ。
食べた翌日にまた食べたくなった。
1週間毎日食べた。
なんて強者の意見もありました。
やはり人間の本能が欲する、塩、脂、炭水化物を一度に大量にとれる料理は次郎の強みでしょうか。

次にパワーが出る。
ニンニクのサプリまであるように、実はニンニクは疲労回復効果がとても高く、滋養強壮をつけるにも手っ取り早く、もってこいの食材なんです。
さらには精力増進、冷え性改善なんて効果もありました。
ある地方ではニンニクをモリモリ入れた、ベトコンラーメン。

なんていうのも人気ですね。

リピーターの安定性。
これも多かった意見で、ハマる人にはハマる。
大人数での正義ではないかもしれませんが、10人いたら、3人ハマって足繁く通ってしまう。
1度食べてしまうと、数ヶ月後などで無く、その週にまた、食べたくなってしまうのが次郎の中毒性なんだとか。
中には二郎という宗教の信者です、なんて方も見えました!

多彩なトッピングができることもラーメン二郎が人を惹きつけて離さない理由です。
ニンニクや味の濃さ、トッピング、麺の量など、自分好みのカスタマイズが自由自在。
その時の気分や胃袋とも、相談しながら食べられるのも魅力のひとつだそう。

チャーシューのボリュームと旨さにも定評があります。
一般的には2.3ミリに薄くカットしたチャーシューが2枚ほど。

しかし、二郎系はまさに肉塊がどんっどんっと乗っています。
身体が肉を欲している時にも、食べたくなりそうですね。

吐き気を催すほどの満腹感が幸福感につながります。
なかなか1000円未満で、そこまでのボリュームで胃袋を満たして、満足感の得られる外食は少ないかもしれませんね。

他には理由は無いがとにかく食べる。
なんとも男らしく(女性かもしれませんが)勇ましい意見ですね。

疲れた時に食べたい二郎系ラーメン

最後に、実は私も二郎系ラーメン好きなんです。
信者、とまではいきませんが、頻繁に食べに行く好みの関西系の豚骨系醤油ラーメン店が多い中、ふと、あー二郎系が食べたいなぁーと思う日があるんですよね。
そんな時はだいたい、疲れが溜まっていたり、極度にお腹が空いている時が多いような気がします。

ジロリアンが睨みを効かせるお店は本当に特殊で都市伝説に近いお話です。

実際は美味しく、楽しく頂けると思います。

まだ、足を運んだ事のない、ラーメン好きの皆様は、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。
ラーメン二郎の信者になるかもしれません。