老犬は歳を重ねる毎に可愛くて愛おしい!老犬の可愛さはどんなところ?

老犬かわいい

子犬だった頃も可愛いですが、一緒に暮らした時間が長い分老犬になったらまた違う可愛さが出てきます!

可愛いピークは子犬の頃と思っている方もいるかもしれませんが、長年一緒に暮らすと愛おしさも倍増です。

可愛いと感じるときはどんなとき?

老犬が可愛いと感じる瞬間

人間と同じように犬の介護はとても大変ですよね。長く一緒に暮らしている家族ですし、歳を取り手がかかるようになってからさらに愛おしく感じることが必ずあるはずです。
表情が柔らかくなる
成犬のときの凛々しい顔立ちから、ほんわかした優しい顔立ちになってきます。癒されます。
動きがのんびり
立ち上がるとき、歩くとき、横になるときなど1つ1つの動作がゆっくりになります。歩幅も成犬のときより狭くなるので、よたよたした歩き方も可愛いです。

一生懸命後をついてくる

成犬のときにもありますが、老犬の場合は不安から後をついてくることが多いです。おぼつかない足取りで一生懸命ついてきてくれると頼られていると感じ、嬉しいものです。
耳が聞こえづらく何と言われたのか考える
耳も遠くなるので名前を呼んでもご飯に呼んでも何と言われたのかわからず、考え込む姿がとても愛おしいです。

一生懸命な姿が健気

若い頃には普通にだったことが出来なくなってしまいます。例えば段差が上がれなくなったりしても何度も一生懸命トライする姿が健気で可愛いです。
心が寛大になる、頑固になる
若い頃に嫌いだったこと、例えばお風呂などじっと洗わせてくれます。他の犬にも優しく接するようになります。頑固になり、言うことを聞いてくれないわがままも可愛いです。

甘えてくる

体を寄せてきたり、一緒に寝たがるようになります。優しい顔で甘えられるととても可愛いです。

表情が可愛い

老犬のかわいさ

段差につまづいたときの「てへっ」とした顔や散歩に誘ったときの面倒臭そうな顔。

1つ1つの表情が癒されます。

歳をとると犬自身も優しく穏やかになりますし、それを見ている方もとても優しく幸せな気持ちになれます。

子犬の可愛さはもちろん、老犬ならではの可愛さもたくさんありますよね。

犬の成長とどのくらいの年の犬が老犬なのか

犬の成長

小中型犬、大型犬で多少違いはありますが、犬の1年は人の4年くらいと言われています。

そう考えると6〜7年ほどでシニアと言われるまで成長するので、老犬と呼ばれるのもあっという間ですね。

犬はどのように成長していくのでしょうか。

生後1〜3週間

子犬

生まれたばかりで親や兄弟と一緒に過ごす時期です。

新生児期の生後1〜2週間は目も開いておらず耳も聞こえていないですが、温度を感じ取ることが出来ます。

温度を感じ取りながら這いずり回ってお母さんを探します。

生後2〜3週間頃は移行期と呼ばれ、少しずつ目が開き始めヨチヨチ歩きも始まる頃です。

生後3〜12週間

子犬

ペットショップなどで見られるようになるのはこの幼児期の頃です。

兄弟や他の犬と遊びながら社会性を身につけていきます。

離乳食を食べれるようになるのもこの時期ですね。

生後12週間〜1年

成犬

だんだんと成犬に近づいていくので体も大きくなってきます。

人間と同じように反抗期があるのもこの頃で、自我も芽生えてきます。

生後1年〜

成犬

成犬と呼ばれるようになるのはこの頃です。

成長はだいぶ落ち着いてきますが、犬によりまだ体が大きくなり成長する子もいます。

生後7〜9年〜

小中型犬、大型犬で違いはありますがこの頃に老犬と言われるようになります。

とは言え、まだまだ元気に走り回る子もいますし元気な子は老犬扱いする必要はありません。

ただ、このころから犬も衰えがはじまることも確かです。

生後10年〜15年

このころまでは、強い犬ならまだまだしっかりとしています。

ただ、弱い犬は寿命がきたり、よぼよぼになります。

生後15年〜

生後15年以上生きる犬はかなりまれですね。

このころになると、生活習慣病などの色々な病気が目立つようになります。

体にも衰えが明らかにではじめ、まさに「老犬」と呼ばれるじょうたいになります。

犬の老化は人間に似てるって本当?子犬や成犬のときとどう違うの?

老犬

トイレトレーニングやしつけなどで忙しいけど小さくて無邪気な子犬、体も丈夫になり手がかからなくなってくる成犬、いずれも可愛いですが老化が進むにつれてどうなるのでしょうか。

老犬といわれる犬の、状態一覧をあげてみますね。
・食べる量が減る 、増える

・食欲があまりなくなる
・今まで大好きだった食べ物も興味を示さなくなって食べてくれなくなったり、好みが変わる
・認知症にかかり、ご飯を食べたことを忘れて食べる量が増える

老犬になるにつれて、食欲はなくなります。

・1日の中で寝ている時間が多くなる
・起こしてもなかなか起きてこなかったり、家族のそばで寝るようになることもある

老犬になるにつれて、ぐだっと寝ている時間が増えます。

・トイレでしっかり出来ていたはずなのに、粗相をするようになる
・おしっこが近い
・便秘になる

老犬になると、便の状態も悪くなります。

・視力の低下、耳が遠くなる
・視力が低下し、物にぶつかりやすくなる
・動いているものを目で追わない
・雷など大きな音が鳴っても反応しなくなる

老犬になると、反応がにぶくなりますよね。
・大好きだった散歩もあまり喜ばなくなる
・立ち上がるときに震えたり、時間がかかる
・歩くスピードが遅くなり、とぼとぼ歩く

歩くのもよちよちあるきになりますよね。

老犬の特徴をあげてみましたが、どれも捉え方によってはとても可愛く思えてきます。

老犬は、生きているだけでとても必死です。

その姿はいとおしく、見ていて応援したい気持ちになります。

残り少ない命をおもいっきりもやす老犬。

そのすがたはみていてけなげで、とても愛らしいですよね。